自由に知識や真理を学べるという事
『チ。-地球の運動について-』での物語を見て、この時代の人、昔の人々が命がけで知識や真理を追い求めた事、そしてそれを次の時代へ託した事で、現在の私達は自由にどんな事でも学ぶ事ができるんだなと感じました。
知識や真理、知りたい情報を知る、学ぶ事は今でこそ自由にできますが、昔はそうではなかった事、女性はもっと学ぶ事が難しかった事に考えさせられました。
現代でもまだ少しそういった文化やしきたりのような物が残っているようには感じますが、命がけで学び、争った人たちのおかげで今があることに感謝しています。
宗教や文化について
私は宗教や文化などよくわからないしきたりのような物に変に疑問を抱いていました。私の家庭はキリスト教を信仰しており、神が天と地を創造され、私達人間を作ってくださったという事には疑問はありません。
キリスト教の神ではないにしても、宇宙や地球、生物には何か始まりがあるはず、それがたまたまビッグバンが起きて宇宙ができ、たまたま太陽と月、惑星や地球があのバランスで動き、地球という星だけ生物が生きる事ができる環境になって今がある。とは考えにくいからです。それをたまたまという答えにはしたくない気持ちもあります。
しかし、この『チ』の時代の教会のあり方には疑問を持っています。聖書の内容を正しく解釈するのは難しいかも知れませんが、異端を排除するような事、真理を追い求める事が異端となる事には心を痛めました。
今現在は無宗教の人も多いと思います、仏教などたくさんの宗教もあります。天国があるにしろないにしろ、輪廻転生があるかないかにしても、今を生きる私たちが今を幸せに自由に生きる権利はあると思っています。
宗教も関係なく良い文化は受け入れて、平和に生きていけることを願います。
そして今現在がそのような環境になってきている事を感謝します。
地動説とは
地動説(ちどうせつ)とは、
地球が自ら回転しながら、太陽の周りを回っている
という考え方です。
これに対して、それまで広く信じられていたのが天動説(てんどうせつ)。
天動説では、
地球は宇宙の中心にじっと止まっていて、太陽や星が地球の周りを回っている
とされていました。
地動説を提唱した主な人
- 古代ギリシャのアリスタルコス(紀元前3世紀ごろ)
→ かなり早い時代に地動説に近い考えを持っていたが、ほとんど無視された。 - ニコラウス・コペルニクス(1473–1543)
→ 本格的に「地動説」を理論化した。(『天球の回転について』という本で発表)
コペルニクスの考えをもとにして、
- ガリレオ・ガリレイ(望遠鏡で星を観測して地動説を強く支持)
- ヨハネス・ケプラー(惑星の軌道が楕円であることを発見)
- アイザック・ニュートン(万有引力で天体の動きを説明)
たちが後に理論を完成させていきました。
地動説のポイント
- 地球は自転している(1日で1回まわる=昼と夜ができる)
- 地球は公転している(1年で太陽の周りを1周する=季節ができる)
- 太陽は宇宙の中心ではないが、地球にとって中心的な存在(後に太陽系という考えへ)
昔は、地動説を信じることは宗教的権威に逆らう危険な行為でもありました。
でも、それでもなお真理を追求し続けた科学者たちのおかげで、
今では「地球が動いている」というのは当たり前の科学知識になっています。
虹なぜできるのか
アニメ『チ』の中になぜ虹ができるかに対して答えているシーンがあります。
これは子供の頃ほどんどの人が疑問に思う内容の一つだと思います。
そんな疑問を我が子にかけれれた時に答えれたらかっこいいですよね笑
『チ』ではこう答えていました。
『エピクロス曰く 虹は水分を含んだ大気に 太陽から光が照射されるがために 生じる また光と大気が特殊なしかたで結合し 虹のさまざまな特色性を 全体にしろ部分にしろ 作り出す事もある そしてその時生じた光が さらに反射するがために 周囲の大気は その異なった部分に光の照射を受け 結果としてあのような彩色をとる』
こんな言葉がスラスラと話せたらかっこですね。
現代では少し解釈が違っているようですが、大まかにはあっているようです。
まとめ
『チ。-地球の運動について-』見て、命がけで知識や真理を追い求めた人がいたからこそ、現在好きな事を学べる世の中になっている。
私達は現在、知りたい事を学べる環境にあります。私はそのありがたさに気づくことが遅く今まで、何も考えずに流れるように生きてきてしまいました。
私は今多くのことを学び、成長して、やりたい事をできるようにしたいと思っています。海外旅行も挑戦したい仕事も、学んで成長する事で叶える事ができるかも知れません。
今からでも遅くないと信じて、知識をつけて成長したいと思います。