雑学

【商品開発の裏側】雪見だいふくの前身はマシュマロ!?知られざる歴史と進化の秘密

こんにちは、れおなるど・ゆうです。

私の大好きなアイス、トップ3に入る雪見だいふく!1位はピノです。笑

これから夏がやってきますね!夏といえばそう!アイスです。

そんな夏に、夏に、、冬になると無性に食べたくなるアイス「雪見だいふく」。
ふわっとしたおもちに包まれたバニラアイスが、なんとも幸せな気持ちにさせてくれますよね。

実はこの「雪見だいふく」、最初は“おもち”ではなく“マシュマロ”でアイスを包んだ商品だったという事実をご存知ですか?
今回はその雑学を掘り下げ、商品開発の歴史や背景、技術革新の舞台裏を紹介します。


❄ 雪見だいふくの前身は「わたぼうし」!?

1980年頃、ロッテは「アイスに新たな包み素材を使えないか」と考え、開発をスタートしました。
そのとき登場したのが、「わたぼうし」という商品。なんと、バニラアイスをマシュマロで包んだアイスだったのです。

▼「わたぼうし」の特徴

  • ふんわりとしたマシュマロの食感
  • 真っ白な見た目で“雪”のイメージ
  • 子どもや若い女性に人気

しかし――
マシュマロには「冷凍すると硬くなりやすい」「口どけが悪くなる」などの課題があり、幅広い年齢層への浸透には限界があったのです。


🍡 転機:「おもち」でアイスを包むという発想

そんな中、ロッテの開発チームが目をつけたのが“おもち”。
日本では古くから親しまれており、冬のイメージや温かみを感じさせる食材として注目されました。

しかし、ここでも大きな壁が。

🤔 課題:冷凍しても柔らかいおもちは存在しなかった

冷凍すれば当然、普通のおもちはカチコチに…。
その問題を解決するために、ロッテは試行錯誤を重ねました。
そして、でん粉や糖類の配合バランスを工夫することで、-18℃でも柔らかさを保つ“特殊なおもち”を開発することに成功!


🎉 1981年、「雪見だいふく」誕生!

こうして1981年、ついに「雪見だいふく」が誕生。
ネーミングは、「雪の日にこたつで食べてほしい」という想いから。

登場当初から大ヒットし、以降は毎年冬になると発売される“冬アイス”の代名詞に。

🌟 ヒットの理由

  • 日本人になじみ深いおもちの食感
  • 手で持って食べられる手軽さ
  • 2個入りで“シェアできる楽しさ”
  • 冬にぴったりのコンセプトとビジュアル

🧪 技術的な裏話:どうやって冷凍もちを柔らかくしたのか?

ロッテの研究では、

  • 「加水量」
  • 「糖分の配合」
  • 「糯米(もち米)の品種」

これらのバランスによって、冷凍下でも弾力のある柔らかさをキープすることが可能になることがわかりました。

また、製造直後に一気に冷却する「急速凍結技術」も、おもちの劣化を防ぐ重要な工程とされています。


🧁 豆知識:「雪見だいふく」の変わり種も多数!

現在では、期間限定・地域限定のフレーバーが多数登場しています。

  • チョコレート味
  • いちごミルク味
  • 安納芋味
  • ハート型バージョン(バレンタイン)

これらもすべて、“おもちとアイスの相性”というコンセプトに忠実な開発がベースになっています。


✨ まとめ:マシュマロから始まった冬の定番アイス

「雪見だいふく」は、“マシュマロ”というチャレンジ精神から生まれた製品です。
一見シンプルなスイーツの裏側には、
✔ 技術的なハードル
✔ 食材へのこだわり
✔ 消費者の“冬でも食べたくなるアイス”というニーズ
が凝縮されていたのです。

これから「雪見だいふく」を食べるとき、ちょっとだけ開発秘話に思いをはせてみると、より一層おいしく感じられるかもしれませんね。

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