こんにちは、れおなるど・ゆうです。
この記事では、私が歩んできた人生の物語をお話しします。
平凡な私が、家族の危機を経験し、何度も悩みながらも新たな挑戦に踏み出した道のりです。
同じように「これからどう生きていこう？」と考える誰かの心に届いたら嬉しいです。
1. 幸せな幼少期と平凡な家庭
私は、ごく普通の家庭で育ちました。
父は会社員、母は専業主婦を経てパートへ。兄と姉がいて、二人とも大学や短大に進学しました。
決して裕福ではなかったけれど、両親は私たちを一生懸命育ててくれました。
外食や旅行は少なく、「うちはお金がない」と感じることはありましたが、当時の私はそれを深く考えることもありませんでした。
それでも、両親はいつも私たちに安定した生活を与えようと頑張ってくれていたのです。
2. 父のうつ病と家庭の崩壊
高校3年生のとき、突然、家族の生活が一変しました。
父が「うつ病」だと告白したのです。
長年、家族のために働き続けてきた父は、限界まで頑張っていたのだと思います。
でも、ある日、
「もう働けない。家も手放さなければならない。離婚して自己破産して生活保護を受けようと思っている。」
と告げられたときの衝撃は、今でも忘れられません。
私はパニックになり、父を責めてしまったこともありました。
けれど今思えば、それほどまでに父は追い詰められていたのだと思います。
その後、父は再就職を試みましたが、心の傷は深く、働くことが怖くなり、結局は生活保護を受ける選択をしました。
3. 進学を諦め、就職の道へ
父は「大学に行け」と応援してくれていました。
でも私は、家族の状況を見て真剣に考えました。
「大学に行って、本当にやりたいことが見つかるのか？」
「奨学金を借りてまで進学する価値があるのか？」
考えた末、私は進学を諦め、就職を選びました。
ダメ元で受けた大手食品メーカーの製造職に運良く合格できたことは、私にとって大きな転機でした。
安定した収入を得られることのありがたさを痛感したのを覚えています。
4. 家族の再出発
私の兄も大学を卒業して就職し、姉も短大を経て働き始めました。
母もパートから契約社員になり、少しずつ収入を得られるようになりました。
私は会社の寮に入り、生活費の心配がなくなり、少しずつ生活を立て直すことができました。
兄は県外で一人暮らしを始め、母と姉は母方の祖母と共に借家で暮らし始めました。
家族全員が、それぞれの場所で新しい生活を再スタートできたのです。
5. 父への感謝と新たな気づき
今思えば、父は私たち兄弟が社会に出るまで、何とか家庭を支えようと必死に踏ん張ってくれていたのだと分かります。
私たちが就職できたのも、母が契約社員として働けるようになったのも、父が支えてくれたからこそです。
当時、父を責めてしまった自分が情けなく思うこともありますが、
「限界まで頑張ってくれた父に感謝したい」
これが、今の正直な気持ちです。
6. 私の結婚と人生の転機
その後、私は結婚し、家を持ち、子供を授かりました。
安定した会社員生活を9年続けてきましたが、
「もっと自分で稼ぐ力を身につけたい」
そんな想いが強くなり、義父の自営業を継ぐ決断をしました。
もちろん、不安だらけです。
会社員時代の安定した収入はなくなり、生活は不安定。
それでも、家族を守りながら、自分の夢を諦めたくない。
だからこそ、
- 副業への挑戦
- ブログの執筆
- 資格の勉強
を続けています。
7. 将来への展望｜家族と夢を大切に
私の目標は、ただお金を稼ぐことではありません。
「家族を大切にしながら、自分のやりたいことにも挑戦する」
そんな生き方をしたいのです。
無理をして働き続けた父の姿を見てきたからこそ、
「自分のペースで、心身の健康を大切にしながら働きたい」
そう強く思います。
今は、義父の元で水道業のスキルを学びながら、ブログや副業での収入源を増やす努力をしています。
いつか、自分の力で家族を支え、夢だったフォトスタジオを開きたい。
その夢は、まだ遠い未来かもしれませんが、決して諦めず、一歩ずつ進んでいきます。
最後に｜このブログを読んでくれたあなたへ
平凡な私の人生にも、色々な出来事がありました。
家族の危機、進学を諦めた過去、父への感謝、そして今の挑戦。
行動しなければ、何も変わらない。
だから私は、これからも挑戦し続けます。
もし、この記事を読んで「自分も何か始めてみたい」と思ってくれたなら、
それは私にとって何よりの喜びです。
一緒に、小さな一歩を積み重ねていきましょう。
そして、数年後「やって良かったね」と笑い合える仲間になれたら嬉しいです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
