物欲を一周して見えた「本当の豊かさ」
──『アート・オブ・スペンディング・マネー』から学んだお金の使い方
周りの目でお金を使っている限り、満足はやってこない

周りの目を気にして物を買っているうちは、
どれだけ手に入れても、満足度は上がりません。
その車、本当に欲しいですか?
もし周りの目を一切気にしなかったとしても、
それでも「欲しい」と言えるでしょうか。
人は、他人の評価を基準に選び続ける限り、
いつまでも満足感を得られません。
「次こそは満たされる」は、ずっと続く
「次こそは満たされるはず」
そう思って何かを手に入れても、
幸せはまた少し先へと逃げていきます。
だからこそ、私はこう考えるようになりました。
ないものねだりをしないことが、幸福の鍵だと。
『アート・オブ・スペンディング・マネー』が教えてくれた視点
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この本を読んで強く印象に残ったのは、
お金の使い方には「技術」がある、という考え方でした。
節約でも浪費でもない、お金の使い方
この本は、
「我慢しろ」「節約しろ」と言う本ではありません。
むしろ、
お金は、いくら使うかではなく
何に使うかで、人生の満足度が決まる
という視点を、繰り返し伝えています。
富を必要としないこと。それは、富そのものより価値がある

富を必要としないこと。
それは、富そのものより価値がある。
これは節約や我慢の話ではありません。
一通り経験したうえで「もう十分だ」と言える状態のことです。
物欲を一周したからこそ、見えたもの
私はこれまでの人生で、
物に関しては一通り、満足するところまで行きました。
欲しいと思ったものを買い、
使い、試し、経験した結果、
「これ以上はいらない」と自然に思えるようになった。
その感覚が、この本を通して
言葉として腑に落ちた気がしました。
周りの基準ではなく、自分の基準で選ぶ
だから今は、
必要なものに目を向けて、自分の考えで買います。
買う前に、自分に問いかけること
- これは本当に使うだろうか
- 今の生活に合っているだろうか
- 周りの目を気にしなくても欲しいだろうか
この問いを通すだけで、
無駄な出費は自然と減っていきました。
一度は欲しかったからこそ、手放せたもの
車を手放した理由
私は一度は乗りたかったSUVに乗りました。
「これに乗りたい」と思って選んだ車です。
そして、結婚を機に車は売却しました。
理由ははっきりしています。
車にかかるお金よりも、他に使いたいものが増えたからです。
経験があるから、納得して手放せる
旅行や日々のカフェ、プライベートな時間。
そうしたものにお金を使いたいと、自然に思うようになりました。
一度経験したからこそ、
「自分にはもういらない」と言える。
これは本書で語られている
経験があるから、選ばなくていい
という考え方と重なります。
服・財布・時計も「一周した」から満足できた
服、財布、時計も同じです。
欲しいと思ったものは一通り買いました。
その選択に後悔はありません。
今も気に入ったものを使っています。
今の基準は、とてもシンプル
- 楽で、機能的
- 自分の生活に合っている
服はユニクロやモンベル、
スポーツウェアはアンダーアーマー。
部屋着にもなり、外出も運動もできる。
選ばなくていい生活は、思っていた以上に心を軽くしてくれました。
今は、物よりも「生活」と「経験」にお金を使いたい

私は今、
あるもので十分だと感じています。
旅行やトレーニング、温泉、家族との時間。
そんな記憶に残る支出に、お金を使いたい。
静かだけど、満足度の高い「あそび」
飲み会はあまり好きではありません。
大勢で集まるのも得意ではありません。
その代わり、
- 温泉に行く
- ドライブをする
- 仲の良い人と、ゆっくり話す
- トレーニングで体を動かす
派手ではありませんが、
満足度はとても高い時間です。
結論|お金は、自分の人生のために使う
『アート・オブ・スペンディング・マネー』を読んで、
改めて確信しました。
幸せは、
何かを手に入れた先にあるものではありません。
- 一通り経験した
- だから納得して手放せる
- 今は必要なものだけを選ぶ
富を必要としないことは、
富そのものよりも価値がある。
お金は、
他人にどう見られるためではなく、
自分の人生を豊かにするために使うもの。
そして今、
「足るを知る」という静かな豊かさに、
ようやく辿り着いた気がしています。
