家庭のインターネットの仕組み|ONUとWi-Fiルーターの役割をやさしく解説
スマートフォンやパソコン、テレビなど、今や多くの家庭でインターネットは生活インフラの一つになっています。
しかし、
- インターネットはどうやって家に届くのか
- ONUとは何なのか
- Wi-Fiルーターは何をしているのか
こうした家庭ネットワークの基本構造は、意外と知られていません。
実は仕組み自体はとてもシンプルです。
この記事では、光回線を利用する家庭で一般的なネットワーク構成を、初心者にもわかるように解説します。
家庭のインターネットはこの流れで接続される
まず基本のイメージから見てみましょう。
光回線を利用する家庭では、インターネットは次の流れで接続されています。
インターネット
↓
光回線(NTTなど)
↓
ONU
↓
Wi-Fiルーター
↓
スマホ・PC・テレビ
つまり
回線 → ONU → ルーター → 家庭の機器
という流れです。
この構造を理解すると、家庭のネットワークの基本が見えてきます。
光回線(NTTなど)の役割
インターネットを家庭まで届ける通信回線
最初にあるのがインターネット回線です。
これは世界中のインターネットと家庭をつなぐ「通信の道路」のような存在です。
日本では多くの家庭が、次のような光回線サービスを利用しています。
- フレッツ光
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- 楽天ひかり
これらの多くは、NTTの光回線網を利用しています。
つまり光回線の役割は
インターネットの通信を自宅まで運ぶこと
です。
ONU(光回線終端装置)の役割
光信号を家庭の通信に変換する装置
ONUとは
Optical Network Unit(光回線終端装置)
の略です。
光回線では、通信は光ファイバーによる光信号として送られてきます。
しかしスマホやパソコンは、この光信号をそのまま理解することはできません。
そこでONUが
光信号 → 電気的なデジタル通信
に変換します。
つまりONUは
光回線の信号を家庭のネットワークで使える形に変換する装置
です。
ONUだけでは複数の機器を接続しにくい理由
一般的なONUは
- ルーター機能を持たない
- LANポートが1つだけ
という仕様になっていることが多いです。
そのため実用上は、1台の機器しか直接接続できない場合が多く、複数の機器を接続するためにルーターが必要になります。
Wi-Fiルーターの役割
インターネットを複数の機器に分配する
Wi-Fiルーターの主な役割は
1本のインターネット回線を複数の機器に分配すること
です。
家庭では
- スマートフォン
- パソコン
- テレビ
- ゲーム機
- タブレット
など、複数の機器を同時にインターネットに接続します。
そこでルーターが
1つの回線
↓
複数の機器
に通信を分配します。
ルーターが行っているネットワーク管理
Wi-Fiルーターは分配だけでなく、次のような役割も持っています。
- IPアドレスの管理
- NAT(アドレス変換)
- ファイアウォールなどの簡易セキュリティ
- Wi-Fi通信の提供
家庭では次のメーカーがよく使われています。
- バッファロー
- NEC(Aterm)
- TP-Link
スマホ・PCなど家庭の機器
Wi-FiまたはLANケーブルで接続
最後に接続されるのが、実際にインターネットを利用する機器です。
例えば
- スマートフォン
- パソコン
- タブレット
- スマートテレビ
- ゲーム機
これらは
- Wi-Fi
- LANケーブル
でルーターに接続されます。
これによってインターネットが利用できるようになります。
実際には機器が1台にまとまっている場合もある
ここまで説明した
ONU → ルーター
という構成は、光回線家庭の基本イメージです。
ただし実際の家庭では、機器が必ず別々とは限りません。
ホームゲートウェイが設置されるケース
光回線では次の機能が1台にまとめられた機器が設置されることがあります。
- ONU
- ルーター
- 光電話アダプタ
- Wi-Fi機能
このような機器は
ホームゲートウェイ
と呼ばれます。
ルーター機能付きONU
回線事業者によっては
ルーター機能やWi-Fi機能を持ったONU
が最初から提供される場合もあります。
その場合は
ONU(ルーター機能付き)
↓
スマホ・PC
という構成になります。
光回線以外の家庭インターネットもある
この記事では光回線を前提に説明しましたが、家庭インターネットには他の方式もあります。
例えば
- 5Gホームルーター
- モバイルルーター
- CATVインターネット
などです。
これらは
ONUを使わない構成
になります。
ただし、光回線を利用する家庭では今回の構成が典型的なネットワーク構造です。
まとめ|家庭ネットワークの基本構造
光回線を利用する家庭では、インターネットは次の流れで接続されています。
インターネット
↓
光回線
↓
ONU
↓
Wi-Fiルーター
↓
スマホ・PC
それぞれの役割は次の通りです。
| 機器 | 役割 |
|---|---|
| 光回線 | インターネットを家庭まで届ける |
| ONU | 光信号を通信に変換 |
| Wi-Fiルーター | 回線を複数の機器に分配 |
| スマホ・PC | 実際にインターネットを利用 |
また実際の家庭では
- ONUとルーターが一体化している
- ホームゲートウェイが設置される
といったケースもあります。
この基本構造を理解しておくと、家庭のネットワークの仕組みがぐっと分かりやすくなります。

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