貯金をした人よりも、借金と投資をした人の方が倍近くお金を貯めている?
その事実を今回は子供にもわかるように説明します。
はじめに|お金の教育は家庭から始まる
日本では、「お金の話はタブー」とされる文化が長く続いてきました。そのため、「貯金は良いこと」という教育はあっても、投資や借金の仕組みを子供に教える機会は少ないのが現状です。
しかし、これからの時代、「お金の使い方」「お金に働いてもらう考え方」を知っているかどうかで人生の自由度は大きく変わります。
今回は、「お皿洗い1回100円」のお小遣い教育を例に、貯金・投資・借金の違いをわかりやすく解説します。
貯金だけだとお金は増えにくい

例えば、毎日お皿洗いをして1回100円をもらうと、1年で36,500円貯まります。
確かにこれはコツコツ型の「貯金」ですが、お金は自分が動かなければ増えない仕組みです。
科学的根拠:行動経済学と貯金の限界
ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー博士の行動経済学によると、人は「今すぐ得られる利益」を好む傾向があります(現在バイアス)。貯金だけに頼ると、この「今の消費欲求」に負けやすく、結果として貯金が続かない人も多いのです。
投資の考え方|お皿洗いから学ぶ仕組み

100日お皿を洗って得た1万円で食洗機を買うと、残りの265日は「食洗機に働いてもらう」ことができます。その間、自分はお隣さんのお皿洗いで1回100円をもらい続ける。結果、1年間で53,000円を手にすることができます。
これが、「投資」=お金や道具に働かせるという考え方です。
科学的根拠:複利の力
投資の基本は「複利(compound interest)」です。アインシュタインも「複利は人類最大の発明」と言ったほど、お金がさらにお金を生む力は大きいのです。食洗機はまさに「労働時間を短縮し、代わりに稼ぐ時間を作る投資効果」を持ちます。
借金とレバレッジの理解

初日にお父さんから1万円を借りて、利息100円を払うと約束して食洗機を買う。
自分は365日お隣のお皿を洗い続け、結果として62,900円を得ます。
これは「借金を活用した投資」の考え方です。
借金=悪いこと、と思いがちですが、生産性を高めるための借金(良い借金)は資産形成に役立ちます。
科学的根拠:レバレッジ効果
経済学では、レバレッジ(Leverage)という概念があります。小さな資金でも、借入や他人資本を活用することで大きな成果を得ることができる仕組みです。ビジネスでも投資でも、このレバレッジを適切に使える人が成長していきます。
なぜ「貯金だけ」では生き残れないのか?
現代は、インフレや物価高が進んでおり、銀行に預けたお金はほとんど増えません。
逆に、物価上昇でお金の価値は下がる一方です。
「お金に働いてもらう(投資)」という考え方を持たないと、気づいた時には資産が目減りしている可能性があるのです。
学びと行動が未来を変える
私は、会社員を辞めて水道リフォーム業とブログを始めました。
正直、会社員時代の方が収入や時間の安定はありました。
でも、「学びと行動」こそが未来を作るという感覚を強く持つようになりました。
- 学びを止める人は、現状維持しかできない
- 学び行動する人は、新しい価値を生み出せる
お皿洗いの例え話は、まさに「お金は働かせるもの」という教育の入り口です。
まとめ
- 貯金は安全だが増えにくい
- 投資はお金や道具に働かせることで時間と収益を増やせる
- 良い借金(レバレッジ)を使えば、成長スピードが加速する
- 学びと行動こそが「未来の自由」を作る鍵
私もこれからもっと学び行動しそして、修正し成長していきます。
そして子供には自信を持ってお金の教育をできるようなりたいと思います。
皆さんも一緒に成長しましょう。それではこの辺で、ほいたらねっ👋
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