収入印紙と収入証紙の違いについて
収入印紙と収入証紙の違いについて疑問に思ったのは、私が第二種電気工事士の資格の名義変更をしようと思ったのがきっかけでした。名義変更の手続きに必要なものを調べていて、収入印紙が必要だと思い込んで郵便局へ行きました。
郵便局で収入印紙を購入し、ふと本当にこれで間違いないのか不安になり、もう一度必要な物を調べてみる事にしました。すると、収入印紙ではなく収入証紙と書かれている事に購入してから気づきました。
そこで店員さんに収入印紙と収入証紙て違うんですか?と恥ずかしながら聞き、『違いますよ、ウチでは収入証紙は取り扱っていませんよ』と教えていただき。お忙しい中、返品させて頂きました。
大人として恥ずかしいし、申し訳ないことをしてしまいました。『こういうところだ!ちゃんと調べてから買えよ!』とこういう時に反省。なかなか治せません。
そういう事があった為、収入印紙と収入証紙の違いを調べてみる事にしました。
収入印紙と収入証紙はどちらも税金や手数料の支払いに使われるものですが、用途や取り扱いが異なります。
収入印紙とは?
概要
収入印紙は、国に納める税金(印紙税)の支払いのために使用されるもの。契約書や領収書などに貼って使用します。
使われる場面
- 契約書(売買契約・請負契約 など)
- 領収書(5万円以上の場合)
- 約束手形・株券 など
購入場所
- 郵便局
- コンビニ(取り扱い店舗のみ)
- 法務局 など
特徴
- 国の税金(印紙税)として納付する
- 貼った後、消印(割印)が必要
収入証紙とは?
概要
収入証紙は、都道府県が徴収する手数料などの支払いに使われるもの。
使われる場面(都道府県ごとに異なる)
- 運転免許関連の手数料(免許更新・再交付)
- パスポート申請手数料の一部(都道府県の収入分)
- 各種許認可申請(建設業許可、飲食店営業許可 など)
購入場所
- 各都道府県の指定販売所(県庁、市役所、警察署 など)
特徴
- 国ではなく都道府県の収入として扱われる
- 都道府県ごとにデザインや使用用途が異なる
- 一部の手続きは現金支払いのみになり、収入証紙が廃止されるケースもある
収入印紙 vs. 収入証紙(まとめ)
項目 | 収入印紙 | 収入証紙 |
---|---|---|
発行元 | 国(財務省) | 都道府県 |
支払い先 | 国の印紙税 | 都道府県の手数料など |
用途 | 契約書、領収書、手形 など | 免許更新、許認可手数料 など |
購入場所 | 郵便局、コンビニなど | 都道府県指定販売所 |
どちらも「証紙(印紙)」という名前がついているため混同しやすいが、国の税金か、都道府県の手数料かが大きな違いとなる。
収入印紙と収入証紙の違いについて分かりましたか?皆さんは私のように恥をかき、迷惑をかけないようにしましょう!笑
よし!!これでまた一つレベルアップ!とポジティブシンキングを意識的にして成長していきましょう!