原因自分論な考えを持ちたい!
私はよくない方向に進む度に、無意識のうちに他人のせいにしているように思います。相談しているつもりで、本当は愚痴ばかり吐いている。1日の会話の中に、必ず愚痴が含まれている。そんな事を言っても仕方がないし、良いことなんて一つも無いとは気づいていても、なかなか治せないでいます。
他人の影響を受けてはいたとしても、結局全ては自分で選択した事、自分で選んだ道だという事、原因が自分にあると言う考えを持って、ぐちぐちせず前向きに進みたいと思います。
原因他人論
まず原因他人論とは一言で言うと、物事の原因を他人や外部の要因に求める考え方を指します。例えば、問題が生じた際に、その責任を自分以外の誰かや環境のせいにする姿勢を意味します。
原因自分論
原因自分論とは、発生する出来事の原因を自分自身に求める考え方を指します。これは、問題や困難が生じた際に、その要因を外部や他人に帰すのではなく、自らの行動や選択に焦点を当てる姿勢を意味します。
自己改善の促進: 自分に原因を見出すことで、具体的な改善策を講じやすくなり、自己成長を促進します。
主体性の強化: 自らの行動や選択に責任を持つことで、人生に対する主体的な姿勢を育みます。
例えば、職場での人間関係に悩んだ場合、「原因他人論」の立場では「同僚が悪い」と考えがちです。しかし、「原因自分論」の立場では、「自分のコミュニケーション方法に改善の余地があるのではないか」と内省し、具体的な行動を通じて状況を改善しようと努めます。
このように、「原因自分論」を採用することで、自らの行動や選択を見直し、より良い結果を導くための主体的な取り組みが可能となります
ただし、原因自分論を適用する際には注意が必要です。すべての問題を自分の責任と捉えることで、自己否定や過度な自己批判に陥る可能性があります。この考え方は、自己を責めるためではなく、前向きな変化を促すためのものです。
原因自分論のまとめ
原因自分論な考え方では、自分がどんなに頑張っても、他人は変えられないず、全ての原因は自分にあったと認識すること。会社や交際相手などから辛い思いをさせられている時に、私が我慢すれば・・・と考える事ではなく、原因は自分にあったと認識することで、具体的な解決策を考える。
この会社や交際相手を選んだのは自分とだと認識し、問題に対して自分の態度や言動を変えたり、思いを伝えてみる。それでもうまくいかない場合は、自分は変われるけど相手を変える事はできないから、会社や交際相手とは合わなかったと理解し、関係をきるのも一つの考えで、これも原因自分論に基づいた考え方。
相手が悪い!と言う考え方は、どこかで『相手に変わって欲しいと』期待している状態で他人は変えられない!変えられるのは自分と未来だけ。『原因は自分にあるんだ』と考えるだけで客観視できるようになる。自分は正しい!相手が悪い!と思うと一瞬救われるけど、現状は変わらない。まず、状況を客観的に認識し、そこから自分の行動を変えていく。
原因他人論で生きていた、、
私はこの考え方を知り、自分は完全に原因他人論で生きていると感じました。特にこれを実感したのが結婚し、大きく環境が変わってからのことでした。
当時は1時間以上の長距離を車で通勤しており、奥さんはその負担を心配して、結婚を機に仕事を辞め、私の職場の近くに引っ越す事となりました。しかし、私は結婚式や新婚旅行のお金を全て自分が負担をする事はできないから、出来れば仕事を続けた方が良い、でもどうしても辞めたいのなら仕方がないと言うふうに伝えていました。(どっちつかずな言い方をしていることもよくない、、)
そして、仕事を辞めた後しばらく職探しがうまくいかず、奥さん側の貯金も減っていく中、奥さんが一番しんどい気持ちでいるはずですが、私は、『だから結婚式が終わるまでは仕事を続けて欲しいと伝えたやん!』と責める事をしてしまいました。それも一度ではなく何度も、、、
この時は、私自身も今まで経験した事がないほどに仕事も忙しく、人員不足の影響か遅番ばかりさせられおり、全てがうまく行っていませんでした。きっと奥さんに伝えた通り仕事を続けてくれていたとしても、長距離の通勤には耐えれず、他の喧嘩やトラブルが起きていたかもしれません。
そんな中で原因自分論という考え方に出会い、原因他人論が私の現在の考え方に大きく当てはまってしまし、反省する事となりました。原因自分論の考え方を知り、まだこの考え方を完全には実践できてはいませんが、明らかにトラブルは減ったと思います。
ただ現在でも気づいたら原因他人論な考え方をしている事があるので、原因は自分にあるんんだ!と認識し、そこから自分の行動を変えていきたいです。
あの当時の事は、深く反省し謝ります。そして私の負担を思ってくれての事に感謝しなければなりません。自分の弱さを実感し、見つめ直すきっかけとなりました。