結論|条件次第で税金は大きく変わる

売上300万円=手取り300万円ではありません。
目安としては、手取りは約170万〜220万円前後になります(かなり個人差あり)。


この記事の前提

本記事は以下の条件でのモデルケースです。

  • 副業(ブログ・アフィリエイトなど)
  • 売上:約300万円
  • 本業あり(会社員)
  • 青色申告を前提(条件あり)

実際の税額は、本業年収・控除・経費によって大きく変わります。


副業でかかる税金の種類

所得税(国の税金)

累進課税(5%〜45%)で、本業の給与と合算して計算されます。
副業単体ではなく、合計所得で税率が決まります。


住民税(地方税)

一律約10%です。
副業分も確実に影響します。


個人事業税(条件あり)

業種ごとに3〜5%で課税されます。
多くの業種で290万円の控除があり、
「事業所得 − 控除」に対して課税されます。


税金の基本|一番重要な考え方

税金は売上ではなく利益に対してかかります。

計算の流れ

  • 売上
  • 経費
  • 所得(利益)
  • 控除
  • 課税所得
  • 税金

モデルケース(売上300万円)

経費(実務ベースの例)

項目金額
サーバー・ドメイン2万
PC・設備20万
書籍・学習5万
ChatGPTなどAIツール3万
YouTubeプレミアム(按分)1万
リベシティ会費3万
通信費(按分)6万
家賃按分20万
電気代按分5万
カフェ・打ち合わせ8万
旅費(研修・取材按分)10万
椅子・デスク8万
その他ツール等4万

合計:約100万円前後


れおなるど・ゆう

経費について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

あなたの手取りが変わる「経費とは?」基本の基をわかりやすく解説経費とは何かを初心者向けにわかりやすく解説。副業でも使える経費の基本、具体例、家事按分、節税の仕組みまで網羅。確定申告をラクにする方法も紹介。...

家族への給与(青色申告)

青色事業専従者給与

条件を満たせば家族への給与は経費にできます。

主な条件
  • 同一生計の家族
  • 15歳以上
  • 事業に専従している
  • 事前届出あり

例えば、家族に年間60万円支払う場合、そのまま経費として控除可能です。


利益(所得)

300万 −(経費100万+家族給与60万)=140万円


控除

青色申告特別控除

最大65万円(条件あり)

140万 − 65万 = 75万円(課税所得)


れおなるど・ゆう

青色申告について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

青色申告特別控除とは?わかりやすく解説!青色申告特別控除の仕組みを初心者向けに解説。65万円控除の正しい意味や条件を解説しています。...

税金のリアル

所得税

約3万〜10万円
(本業年収によって変動)


住民税

約7万〜8万円


個人事業税

75万円は290万円以下のため、発生しないケースが多いです。


手取り

利益140万円 − 税金(約10万〜18万)

約120万〜130万円前後


補足|実は使えるお金はもっと多い

経費は「税金が引かれる前に使えるお金」

300万円の売上のうち、約100万円はすでに自分のために使っています。


具体的な使い道

  • PC(20万円)
  • 書籍・学習費
  • ChatGPTなどAIツール
  • YouTubeプレミアム
  • リベシティ会費
  • カフェでの作業
  • 旅費(取材・研修)
  • 椅子・デスク

これらは生活の質向上やスキルアップ、収入増加に直結する支出です。


本質的な考え方

税金は「使った後の残り」に対してかかります。

つまり、売上300万円の内訳は次のように考えられます。

  • 約100万円:自己投資
  • 約10万〜20万円:税金
  • 残り:手元に残るお金

このように見ると、ほとんどが自分のために使えるお金になります。


実際に必須な支出

ブログ運営で必須なのは、サーバー代(年1〜2万円程度)です。
それ以外は「将来の収益につながる投資」や「普段使うお金」に近い支出です。


なぜここまで差が出るのか

家族給与の影響

所得を大きく下げることができる

経費の活用

学習や設備投資がそのまま節税につながる

青色申告

65万円控除の効果が非常に大きい


経費と按分の考え方

基本ルール

事業に必要で説明できるものだけ


按分の目安

項目目安
家賃10〜30%
スマホ30〜50%
電気代20〜30%
サブスク50〜70%

合理性・継続性・証拠が重要です。


メリット・デメリット

メリット

  • 経費と控除で税金をコントロールできる
  • 学習投資がそのまま節税になる
  • 所得分散(家族給与)が可能

デメリット

  • 管理が必要
  • 条件を満たさないと否認リスク
  • 本業との合算で税率が変動

会社員で同じ手取りにするには?

副業での手取りは約170万〜220万円が目安です。

会社員で同じ手取りを得るには、
年収で約250万〜300万円程度が必要になります。


理由

会社員は以下が引かれます。

  • 所得税
  • 住民税
  • 社会保険(健康保険・厚生年金など)

特に社会保険の負担が大きく、年間40万〜50万円程度差が出ます。


比較

項目副業300万円会社員300万円
税金約10万〜20万約20万前後
社会保険本業側で負担済約40万〜50万
手元に残る割合高い低い

まとめ

  • 税金は売上ではなく利益にかかる
  • 副業でも所得税・住民税が発生する
  • 個人事業税は条件付き
  • 家族給与は強力な節税手段
  • 手取りは約120万〜200万円と幅がある

本質

副業は「稼ぐ」だけではなく「設計する」ものです。

税金を理解し、経費と控除を使いこなした人だけが、
同じ300万円でも手取りを大きく変えることができます。

れおなるど・ゆう

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れおなるど・ゆう

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