Contents
他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
『夢』とは『完璧な状態』を指す言葉。
人は『あれが欲しい』『あんなふうになりたい』そうやって想像した『完璧な状態』になろうとする。
しかし、完璧な状態を望めば望むだけ、完璧でない状態にイライラしたり、苦しんだりする事になる。
そうならない為には、他者の欠点を受け入れる姿勢を持つと言うことを意識する。
他人に完璧な状態を求めてしまうと言うことは、自分自身に対しても完璧を求めてしまうと言うこと。
それは自分の欠点が気になって頭から離れず、普段の生活の中でも嫌なことばかりに目がいってしまい、いつもイライラして苦しんでしまう。
他人を受け入れると言うことが自分を受け入れると言う事につながる。
それができた時、人生の苦しみは必ず減っていく。
私の思い
これはまさに私の今の状態に当てはまります。
いえ、いつからか他人の欠点、特に短な人に限って気になって頭から離れずいつもイライラしてしまっているように思います。それは私自身に対してもと言う事になります。
私は現在どうしても義父に対してイライラしてしまいます。どうあがいてもイライラしてしまいその事に苦しみを覚えています。
私は会社を辞め義父の個人業を継ぐと決め、義父から技術を教わり、毎日家族以上に一緒に過ごすことになります。
義父はもう定年を超え、職人として数十年経験してきている人です。
自身の仕事にプライドと自信を持ってやっています。
しかし、それは個人でやるに限ってだと感じています。
私が見るに無駄が多く、人使いがすごく荒い。『あれやって』『これやって』『これ持ってきて』『これしまって』『今何時?』次から次へと指示が飛んできて、どの作業も中途半端になる。そして私のやっている作業を『これじゃいかんわい』と言う流れが定番になっています。
どの作業も手を止められているのだから当たり前じゃん!と言うのが正直なところ。
ハッキリと義父に気持ちを言えばいい話なんでしょうが、義父には悪気もなく自覚症状もないためもはや言って無駄。私だけイライラしてしまいます。
そんな私が他人を受け入れる事ができるのか、義父を受け入れる事ができるのか正直今はまだわかりません。
他者の欠点を受け入れる三つの方法
一つ目は『見る場所を変える』
人の欠点が気になってしまうのは、欠点に焦点を当てることで、その人の全体を表しているように感じてしまっているから。
欠点があると言うことは、その欠点を支える長所があると言うこと。
その長所に目を向けて見る。
二つ目は『相手の背景を想像する』
誰にでも両親や周りの人、周囲の環境や、身に起きた出来事、その時代の空気。少しずついろんな事を経験して影響を受けて成長する。
その人から嫌なことを言われても、その人に責任がない訳ではないが、完全に否定せず、この世界に生み出されて悩んだり苦しんだりしながら生きてきた一人の存在として尊重する気持ちを持つことが大切。
三つ目は他人に完璧な状態を求めている自分に『気づく』
人を嫌ったり、人の行動にイライラするのは知らず知らずのうちに他人に完璧さを求めていると言うこと。
『今、自分は相手が完璧じゃない状態にイライラしているな』と気づくと、この感情と距離を置く事ができる。
私の思い
義父は仕事にプライドと自信を持ってやっています。しかし正直なところ、自分との差を感じない点も多々あり疑問に思う事があります。私に『これではダメだ』と言いながら義父も自分と同じレベルの事をしている。
しかし義父は自分は完璧に出来ていると思っています。
その事に対してもイライラもしてしまっていますが、それがまた長所なんだとも今回気づく事ができました。
自分の仕事にプライドと自信が無くては、自分自身もいつも不安な状態で仕事をする事はできません。そんな人にお客さんも仕事を頼む事は出来ないと思います。
正直、義父の技術が飛び抜けてすごいとは感じていませんが、今までやってきた実績があり、プライドと自信を持ってどんな苦しい時もなんとかしてきた事が尊敬できる事であり長所なんだと思います。
そして、今現在イライラしない自信はありませんが、『今、イライラしているな』と言うことに気づき、この感情と距離を置く事を意識して見たいと思います。
今回のブログでは、愚痴のようになってしまい申し訳ありません。
決して義父の事が嫌いな訳ではなく、良い人だと言う事は理解しています。
それが逆に、言い返せなかったり喧嘩したり出来ない事で苦しいのです。
今回学んだ事を活かして成長し、人生での苦しみを減らせたらと思います。
学び行動し継続する!そして成長していきます!!