投資は銀行よりネット証券でした方がいい。なぜなら手数料が全然違うから!ということは知っている人も多いでしょう。
しかし具体的にどのくらい違うの?その説明ができないあなたにわかりやすく解説します!。
はじめに|あなたは手数料で損していませんか?

S&P500は、長期投資の王道ともいえる人気の指数です。
しかし、同じS&P500への投資でも、銀行で買うか、楽天証券やSBI証券などのネット証券で買うかで、手数料に大きな差が出ます。
私は友人や家族にこう伝えています。
「銀行でのS&P500投資はおすすめしない!」と。
なぜなら、銀行は手数料が高すぎるからです。
この記事では、年100万円投資した場合の具体的な数字を使って、その差と理由を解説します。
あなたの投資コストを減らす方法

投資信託のコストは、大きく分けて以下の3つです。
手数料の種類 | 説明 | 発生タイミング |
---|---|---|
購入時手数料 | 買うときにかかる費用 | 購入時 |
信託報酬 | 保有期間中にかかる管理コスト | 毎日差し引き |
信託財産留保額 | 売却時にかかる費用(最近はゼロが多い) | 売却時 |
1. 購入時手数料をゼロにする
- 銀行の場合:2.20%(税込)が一般的
→ 年100万円投資で 22,000円が初日に消える - ネット証券:0%(ノーロード)
→ 0円で投資開始
2. 信託報酬を安くする
- 銀行の場合:年0.50%程度
→ 年100万円投資で 5,000円/年 - ネット証券:年0.09372%程度
→ 年100万円投資で 約937円/年
3. 売却手数料もゼロを選ぶ
- 銀行によっては信託財産留保額(0.1%程度)が発生
- ネット証券の人気S&P500ファンドは0円がほとんど
数字でわかる!銀行とネット証券の差

年100万円投資・価格変動なし・5年間保有と仮定します。
項目 | 銀行 | ネット証券 |
---|---|---|
初年度 | 27,000円 | 937円 |
5年間合計 | 47,000円 | 4,685円 |
→ 差額は約42,000円!
投資額が500万円なら、約21万円もの差になります。
銀行で投資しない方がいい理由
- 購入時手数料が高すぎる
→ 初日に数万円が消える - 信託報酬が割高
→ 毎年の維持費が何倍も違う - 長期投資での複利効果を阻害
→ 手数料は必ず資産を削る「確実なマイナス」
まとめ|あなたの資産を守る選択を
銀行でS&P500に投資するのは、毎年高い授業料を払っているようなものです。
同じ投資先でも、楽天証券やSBI証券などのネット証券なら数十倍安く投資できます。
投資で勝つ第一歩は、「手数料を減らすこと」。
手数料は、確実にあなたの資産を減らす敵です。
⚠️インデックス投資の場合は分かりにくので注意!!

1. 手数料が直接「請求」されない
例えば買い物のように「手数料○円です」とレシートに出るわけではありません。
信託報酬(運用管理費用)は、毎日少しずつファンドの基準価額から自動で差し引かれ、その結果として基準価額が少し低くなります。
例
- 信託報酬:年0.1%の場合
- 年間で100万円投資 → 約1,000円が毎日少しずつ減っていく
- 1日あたり約2.7円減るイメージなので、日々の変動ではほぼわかりません
2. 運用成績に混ざってしまう
手数料は値動きに溶け込む形で引かれます。
- 市場が上昇していれば、手数料分引かれていても資産は増えて見える
- 下落していれば、値下がりと手数料の影響が混ざっている
そのため、「あ、手数料で減ってるな」とは体感しづらいんです。
3. 購入時手数料や売却時手数料は一度でわかる
- 購入時手数料(銀行だと2〜3%)は、投資直後にまとめて引かれるため気づきやすい
- 信託財産留保額(売却時)も一括で差し引かれるのでわかりやすい
でも、信託報酬だけは気づきにくいのが特徴です。
4. 気づきにくいからこそ「低コスト」を選ぶべき
信託報酬が0.5%と0.1%では、長期で数十万円〜数百万円の差になります。
しかもその差は毎日少しずつ積み重なるため、実感はないけれど確実に資産を削ります。
まとめ
だからこそ「できるだけ低コストのファンドを選ぶ」ことが重要
インデックス投資の信託報酬は安いけれど、毎日少しずつ引かれるので気づきにくい
気づきにくい=影響がないではない
とにかく、銀行よりネット証券の方がいい!そこがわかっていれば十分です。
皆さんも、無駄な手数料を払うことは控えましょう。
それではこの辺で、ほいたらねっ👋
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