前向きになれる言葉

【杉野遥亮×アナザースカイ】“心が動く方向に生きる”ということ──20代の迷いに寄り添う言葉

はじめに:自分がわからなくなる時、どうしていますか?

「どうしよう、どうしよう」 「自分ってどうなんだろう」 そんなことばっかり考えていた。

誰にでもそんな時期がある。
特に20代は、正解も見えず、不安と期待のあいだで揺れる年代です。

俳優・杉野遥亮さんが『アナザースカイ』で語った言葉には、
そんな「自分探し」に迷うすべての人を優しく包むような力がありました。


「“いい自分”でいなきゃって思ってた」

「芸能人は神様のように思っていた、芸能界に入ってがっかりした自分がいる。」

「自分も良い自分でいなきゃ、こういうことを言えば正しいよねと言うことを言っていた気がする。」

「だからできるだけ嘘をつかずに正直にいなきゃいけないって思っている。」
―― 杉野遥亮(アナザースカイ)

怒られたくない、失敗したくない。
だからつい“いい人”を演じてしまう。
でも、その反面自分の心がどんどん疲れていく。

私たちはつい「正しい言葉」「安全な選択」をしてしまいます。
けれどそれは、自分を守っているようで、実は自分を縛っているのかもしれません。

れおなるど・ゆう

本当に大切なのは、“正しさ”より“素直さ”。
自分の感情を押し殺さず、「こう感じた」を大事にすることです。


「軸が他人だった。でも、それじゃ苦しくなる」

「軸が“他人”だった。相手がどう思うか、自分がどう見えるか、どう見せるか。そんなことばかり考えていた。」
―― 杉野遥亮(アナザースカイ)

「人にどう思われるか」
それを気にして生きるのは、誰にでもあること。
でも、気づけば“自分の人生”を生きていない。

他人の目を意識して動くほど、自分の声は聞こえなくなります。
だからこそ、杉野さんのように
“心の軸を自分に戻す勇気”が必要なんだと思います。

れおなるど・ゆう

完璧じゃなくていい。
少しずつ、自分の本音に耳を傾けるところから始めましょう。


「自分が本当に興味あること、“楽しそうだなー”って思うことを、もっと素直にやっていきたい。じゃなきゃ意味がないって気づいた。

「ワクワクすることを置き去りにしちゃってた気がする。」

「自分が本当に興味あること、“楽しそうだなー”って思うことを、もっと素直にやっていきたい。じゃなきゃ意味がないって気づいた。
―― 杉野遥亮(アナザースカイ)

「やりたいことがわからない」と悩む人ほど、
実は“心が動いた瞬間”を見逃しているのかもしれません。

20代の経験を得て気がついた、これからの30代新たなスタートは小さなワクワクを見つけたら、それを追いかけてみる。
理屈よりも感覚で動くと、
人生が少しずつ“本来の自分”の方向へ流れていきます。

れおなるど・ゆう

それは、誰かの期待ではなく、自分の感情が導く生き方
「楽しそうだな」と思うことを大切にするのが、
本当の“生きる意味”なのかもしれません。


「殻を破ることに気づくのは、今日かもしれないし、何年後かもしれない」

焦らなくていい。
変わるタイミングは、人それぞれです。

「殻を破ることに気づくのは、今日かもしれないし、5分後かもしれないし、何年後かもしれない。」

「今日ここを訪れた機械は、自分の糧になっているよ」という先輩の言葉に自分もそうなりたいと思い向き合うようになっていた。

―― 杉野遥亮(アナザースカイ)

今までの経験はけっして無駄ではなく、その経験のおかげで気づけたことがある。

れおなるど・ゆう

人生の節目は、いつだって突然訪れる。
だからこそ、今は“気づく準備期間”だと思って、
焦らずに自分を整えていけばいい。


杉野遥亮さんに感じた“人間らしさ”

杉野遥亮さんは、私にとってずっと輝いていて憧れの存在です。
でも、『アナザースカイ』で見せた素の姿は、
「完璧な俳優」ではなく、「悩みながら生きる一人の人間」でした。

「どうしよう」「自分ってどうなんだろう」
そんな迷いを抱えながらも、
まっすぐに前を向こうとする彼の姿に、心から共感しました。


『アナザースカイ』で訪れた場所──心と自然を整える旅

彼が旅したのは、アメリカ西海岸。
その道のりには、“心のデトックス”のような時間が流れていました。

サンフランシスコ:グリーンとオーガニックの街

自然食カフェやオーガニックマーケットを巡り、
「ナチュラルなものに触れてないと、自分に立ち返る時間はないな」と語った杉野さん。

自然を感じることで、自分の深いところを知っていくことが大事、
そして忙しい日常の中で、自分を整える大切さを感じた瞬間でした。


憧れのシャスタ山

なぜ行きたいのか?理由を問われるとわからない、「なんか行きたい!」「ここすごい気になる!」呼ばれているんじゃないかな〜

私もその感覚にすごく共感しています。

私は今とにかく海外へ行きたい。でもなぜ?と聞かれたら同じ気持ちです。

やりたいこと、好きなことに理由を伝えられなくてもいい。「なんか行きたい!」「ここすごい気になる!」「知りたい、感じたい、歩いて、泳いで、走りたい」それでいいだと思います。


クリスタルガイザーの源

世界的に有名な天然水「クリスタルガイザー」の採水地。
現地の方はこの水を

「聖なる水というより、生きるための水」
と表現していました。
神秘ではなく、“生きるリアル”を感じさせる言葉です。

杉野さんはこの水の味の違いがわからないと正直に語っていたことも含めて、共感できます。笑


バーニーフォールズ:カリフォルニアでもっとも美しい滝

豊かな水量と青く輝く滝つぼ。
「自然のエネルギーを感じた」と語る姿からは、
心の重りが少しずつ外れていくような安らぎがありました。


シャスタシティとスウェットロッジの体験

シャスタのふもとでは、スウェットロッジ(生まれ変わりの儀式)を体験。
熱気の中で自分と向き合い、
「自然を感じること、自分の深いところを知っていくことが大事」と語ります。

自分の心と体を整えることの意味を、旅の中で深く実感していました。


渡辺謙さんの言葉から学んだ“整える力”

「自炊はできるようになった方がいいよ」
海外でおにぎりを自分で作る渡辺謙さんの姿に影響を受け、
杉野さんは「もうちょっと身体のこと、ちゃんと整えないとな」と語ります。

“心も身体も、自然と整える”。
それが、彼のこれからの生き方のテーマになっているようでした。

まだ杉野さんは自炊をするまでに至っていないのかもしれません、しかしまずは知ることころからだなと前向きな言葉を話していました。

何事も知るということは大切ですね。


まとめ:あなたの心が動く方向へ

杉野遥亮さんの言葉と旅には、
「正しさよりも、素直さを大切に生きること」というメッセージが込められていました。

迷うこと、焦ること、それも人生の一部。
けれど、“心が動く方向”へ一歩踏み出すと、
人生はちゃんと、動き出します。

あなたの“アナザースカイ”も、きっとすぐそこにあります。


引用・出典

  • 日本テレビ系『アナザースカイ』杉野遥亮さん回(放送:2025年)
  • 番組内発言および訪問地:サンフランシスコ/シャスタ山/バーニーフォールズ/シャスタシティ

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