平凡な私だから抱いていた疑問、「P/L」と「B/S」の違いと重要性を家計管理で例えて紹介します。
はじめに|お金が貯まらない理由、見えてますか?

「なんで毎月頑張ってるのにお金が貯まらないんだろう?」
「給料はあるのに、気づいたら残高がギリギリ…」
実はこの悩み、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)を知らないまま家計を管理していることが原因かもしれません。
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「損益計算書(P/L)」と「貸借対照表(B/S)」の違いとは?

まずはざっくり、こう覚えてください。
会計書類 | 家計でいうと… | 内容 |
---|---|---|
損益計算書(P/L) | 年収と生活費 | 1年間で「いくら稼いで」「いくら使って」「いくら残ったか」 |
貸借対照表(B/S) | 財産の一覧 | 今この瞬間、「どれだけの資産があって」「どれだけ借金があるか」 |
たとえばこんな家計の例で解説!
▶ 損益計算書(P/L)の例
- 年収:500万円
- 支出:400万円(生活費・保険・教育費など)
- 残ったお金:100万円(=黒字)
「今年の家計は黒字!頑張った!」ということが、P/Lでわかります。
▶ 貸借対照表(B/S)の例
- 現在の預金:200万円
- 車のローン:残り100万円
- 株式資産:50万円
- 純資産(資産−負債):150万円
このように「いま現在の財政状態」がB/Sで“見える化”できます。
家計に取り入れると何が変わる?
1. 使いすぎが数字で見える(P/L)
ただの「節約」ではなく、「月々いくら使ってるのか」「本当に必要な支出か」が把握できる。
例:「スマホ代が1万円。格安SIMに変えれば月5000円の節約になる」とすぐ気づける。
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2. 老後資金・住宅ローンなど将来の不安が見える(B/S)
今の資産・借金のバランスを見ることで、備えの足りなさや余裕に気づける。
例:「貯金はあるけど、住宅ローンの残高が大きい。繰上げ返済を検討しようかな」
3. 家族で共有できるようになる
数字にして「見える化」すると、夫婦間・家族間の認識のズレも減り、共通の目標を持ちやすくなる。
例:「あと2年で教育資金200万円を貯めよう!」など、現実的な会話が可能に。
やってみよう!簡易P/L・B/Sの家計テンプレート
📘簡易P/Lテンプレート(年間)
項目 | 金額(円) |
---|---|
収入合計 | 〇〇〇万円 |
支出合計 | 〇〇〇万円 |
差額(貯蓄) | 〇〇万円 |
📗 簡易B/Sテンプレート(現在の資産と負債)
資産 | 金額(円) |
---|---|
預金・現金 | 〇〇〇万円 |
株式・積立NISA等 | 〇〇万円 |
不動産価値 | 〇〇万円 |
合計資産 | 〇〇〇万円 |
負債 | 金額(円) |
---|---|
住宅ローン残高 | 〇〇〇万円 |
自動車ローン | 〇〇万円 |
合計負債 | 〇〇〇万円 |
純資産 = 資産 − 負債
まとめ|数字を味方にすれば、家計管理はもっとシンプルになる
- 損益計算書(P/L)は「お金の流れ」を見るもの
- 貸借対照表(B/S)は「お金の現在地」を見るもの
この2つを生活に取り入れることで、なんとなくの家計管理から脱却できます。
ほいたらねっ👋