カメラの学び

【保存版】F値で写真はここまで変わる!カメラ初心者が覚えておきたい基本と応用

れおなるど・ゆう

「ボケ感のある写真を撮りたいけど、設定がよく分からない…」
「F値って何?数字が小さいと何がいいの?」

そんなあなたへ、今回はカメラのF値(絞り値)について、初心者でもわかりやすく、実際の作例やおすすめ設定と一緒に解説します。


そもそも「F値」って何?

F値(絞り値)とは、レンズの絞りの開き具合を示す数値です。
この数値を変えることで、以下のように写真の印象が大きく変わります。

F値が低いと…

  • 絞りが大きく開く
  • 明るくなる
  • 背景が大きくボケる

 例:F1.8、F2.8

F値が高いと…

  • 絞りが小さくなる
  • 暗くなる
  • 背景のボケが小さくなる(くっきり)

📷F値で変わる5つのポイント

実際にF値を調整すると、以下のような点に影響が出ます。

  1. 明るさ
     F値が低いほど明るく写る(夜や室内に◎)
  2. ボケ感(被写界深度)
     F値が低いと背景が大きくボケる(ポートレートに◎)
  3. 画質(解像感)
     F値が極端に低すぎると逆に解像感が低下することも
  4. 光芒(ひかりのスジ)
     F値を上げると、夜景や逆光で光のスジが出やすくなる
  5. AF(オートフォーカス)の精度
     被写界深度が浅くなるとピントの合う範囲が狭くなる

目的別おすすめF値設定一覧(実写画像より)

シーンおすすめF値
① ポートレートF1.8 あたり
② 風景撮影F8〜F16
③ 星空撮影F2.8 以下
④ カフェ撮影F2.8〜F4
⑤ スナップ撮影F2.8〜F4
⑥ 集合写真F5.6〜F8

☝️ボケを活かしたい時はF値を小さく、全体をくっきり写したい時はF値を大きくするのが基本です。


F値を使いこなすコツ

  • 背景をぼかしたい → F値を小さく(開放)
  • 全体をくっきり写したい → F値を大きく(絞る)
  • 明るさを確保したい → F値を小さく(ただし白飛びに注意)

F値は「雰囲気を演出するための重要な要素」。
数字の大小だけでなく、構図や光のバランスと一緒に調整するのがプロっぽく撮るコツです。


まとめ:F値は“写真の個性”をつくる設定

れおなるど・ゆう

F値の理解は、あなたの写真表現の幅を大きく広げてくれます。
明るさやボケ感をコントロールできるようになると、「プロっぽさ」が一気にアップします!

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