私たちは“税金”のために週1日分、働いている?
普段あまり意識しないかもしれませんが、実は私たちの給料からざっくり20%前後の税金が差し引かれています。
つまり、「週5日働いているうちの1日分は税金のために働いている」と言っても過言ではありません。
「え?そんなに払ってるの?」
「でもどうしようもないんでしょ?」
と思っている方も多いはず。
ですが――“知っているだけで、減らせる税金”がたくさんあるんです。
まずは基本|税金ってどうやって計算されている?
🧾 所得税と住民税の違い
項目 | 所得税 | 住民税 |
---|---|---|
支払時期 | 先払い(給与天引き) | 後払い(前年の所得で計算) |
税率 | 累進課税(5~45%) | 一律10%程度(自治体で微差あり) |
特徴 | 多く払いすぎたら年末調整や確定申告で返ってくる | 翌年6月からの支払いになる |
課税所得とは?なぜ「年収の20%」ではないのか?
ここが意外と知られていませんが、税金は“年収”に対してかかるのではありません。
- ✅ 課税所得 = 年収 − 各種控除(基礎控除、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除など)
- ✅ その課税所得に対して、所得税や住民税がかかる
📊 税金は一生でどれくらい払う?
日本人の生涯平均収入:約2.2億円(大卒サラリーマン想定)
それに対して支払う税金は、約6,000万円前後とも言われています。
- 所得税+住民税:約2,000万円
- 社会保険料:約3,000万円
- 消費税などその他:約1,000万円
※収入・家族構成・住んでいる自治体によって大きく異なります
つまり、人生の25〜30%は「税金のために働いている」とも言えるのです。
払うだけじゃ損!節税できる方法まとめ
① 副業を開業して「青色申告特別控除」
- ✅ 開業届+青色申告承認申請書を提出
- ✅ 最大65万円の所得控除が受けられる(要複式簿記&電子申告)
- ✅ 家賃・光熱費・通信費などを経費として計上できる
会社員でも副業で開業すれば立派な「個人事業主」です!
関連記事:青色申告特別控除はかなりお得!会社員×副業の活用から法人経営まで徹底解説【個人事業主と法人の違いもわかりやすく私目線に立って解説】
【保存版】青色申告特別控除のメリット・デメリットを徹底解説!個人事業主と法人(株式会社)の違いもわかりやすく解説
② ふるさと納税で住民税を前払い&お礼の品
- ✅ 実質2,000円で特産品などがもらえる制度
- ✅ 年収によって上限がある(自動計算ツールあり)
- ✅ 税金を「お得に使える」唯一の制度
関連記事:【メリットしかない!】ふるさと納税は使わなきゃ損!私がリピートする理由とおすすめの使い方
③ iDeCoで老後資金+節税のW効果
- ✅ 掛金全額が「所得控除」の対象
- ✅ 節税+年金形成が同時にできる
- ✅ 60歳まで引き出せないので、計画的に利用することが大切
📚 おすすめの書籍2選|税金初心者はまずこれだけ読めばOK!
📘 お金の大学(リベ大 両学長)
✅ 貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うの5ステップ
✅ 税金のしくみもイラスト豊富でわかりやすい
✅ フリーランスや副業を考えている人に最初の1冊
関連記事:【体験談】リベ大の両学長に出会って人生が変わった話|「普通でいい」と思っていた私が行動できた理由
📙 フリーランスになってしまいましたが 税金で損しない方法を教えてください!
著者は税理士の大河内薫さん。YouTubeやVoicyでも大人気。
✅ ストーリー形式で読みやすい
✅ 節税の基本、青色申告、開業届の出し方もカバー
✅ 「この一冊で税金の基礎は完結する」レベルの名著!
大河内さんの本を1冊読んでおけば、会社員でも副業でも「損しないための知識」がしっかり身につきます!
関連記事:【初心者必見】大河内薫さんの書籍とYouTubeで学ぶ!お金の知識と税金対策の決定版
まとめ|知らないと損する。でも、知っていれば守れる
税金は「払うしかない」ものではありません。
“どう払うか”“どう控除を使うか”で、手取りも人生の選択肢も大きく変わります。
方法 | 節税効果 | ポイント |
---|---|---|
青色申告 | 最大65万円控除 | 副業開業が前提 |
ふるさと納税 | 実質2,000円で特産品+節税 | 年収ごとの上限を確認 |
iDeCo | 掛金全額控除 | 老後まで引き出せない |