雑学

【保存版】いびきをかく理由と、喉を鍛えて防ぐ簡単トレーニング3選

夜、自分のいびきで目が覚めたり、家族に指摘されたりしたことはありませんか?

実は、いびきには原因があり、トレーニングで予防できることもあるんです!

この記事では、

  • いびきが起こるメカニズム
  • 大人になると増える理由
  • そして自宅でできる「いびき予防の喉トレーニング」
    をまとめてご紹介します。

いびきが出るメカニズムとは?

いびき=空気の通り道(気道)が狭くなって、空気が無理に通ることで音が出る現象です。

寝ていると、身体の筋肉がゆるみますよね。
その影響で、のど(上気道)周辺の筋肉もゆるみ、舌や軟口蓋(のどちんこなど)が喉の奥に落ちやすくなります。

その結果、気道が狭くなり、空気が通るたびに粘膜が振動して「いびきの音」が発生するのです。


なぜ大人になるといびきをかきやすくなる?

子どもの頃はあまりいびきをかかなかったのに、大人になると増える理由は――
加齢や生活習慣によって、気道が狭くなりやすくなるからです。

大人のいびきが増える主な原因:

  • 筋肉のゆるみ
     → 年齢とともに喉の筋力が低下し、気道がふさがれやすくなる
  • 体重や脂肪の増加
     → 首まわりに脂肪がつくと、物理的に気道が狭くなる
  • お酒・たばこ・ストレスなどの生活習慣
     → アルコールは筋肉をゆるめ、たばこは炎症を引き起こす
  • 鼻づまり・アレルギーなど
     → 鼻呼吸ができず口呼吸になり、いびきをかきやすくなる

いびきは放置しないで!病気のサインかも?

いびきに加えて…

  • 寝ている間に呼吸が止まる
  • 日中ものすごく眠い
  • 集中力が続かない

といった症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性も。
この場合は、早めに医師に相談することをおすすめします。


喉を鍛えて、いびきを防ごう!

実はプロの歌手や声優の中には、「いびきをかきにくい人」が多いと言われています。
その理由は、日頃から喉まわりの筋肉(舌・軟口蓋・咽頭)を鍛えているから。

逆に言えば――
喉の筋肉を鍛えることで、いびきを予防することができる!のです。


自宅でできる!いびき予防の喉トレーニング3選

1. 「あいうべ体操」

舌と口の筋肉をフル活用する体操です。

やり方:

  1. 「あー」と大きく口を開ける(限界まで)
  2. 「いー」と横に広げる
  3. 「うー」と前に突き出す
  4. 「べー」と舌を思いきり下に出す

➡️ 1日30回 × 朝晩2セット

効果: 口呼吸改善・舌の落ち込み予防


2. 舌押しトレーニング

舌の筋力(舌筋)を直接鍛える方法です。

やり方:

  • 舌先を上あご(前歯のすぐ後ろ)に押しつける
  • 舌全体を上あごに「ぴたっ」とつけて10秒キープ
  • 力を抜いて1回休憩

➡️ 10回 × 1日2セット

効果: 舌が喉に落ちにくくなり、気道を守る


3. 「がぎぐげご」発声トレーニング

声を出して喉を鍛える方法。歌手のトレーニングにも応用されます。

やり方:

  • 「がぎぐげご」をゆっくり・しっかり発声
  • 喉が響くのを意識しながら10回

➡️ 慣れてきたら「かきくけこ」でもOK

効果: 咽頭や軟口蓋の筋肉が強くなり、いびきを防止


まとめ

トレーニング名所要時間主な効果
あいうべ体操5分舌・口の筋肉強化、口呼吸の改善
舌押し5分舌筋力UP、舌の落ち込み予防
がぎぐげご2〜3分喉の支えUP、気道安定化

1日5〜10分の継続がカギ!
習慣にして、ぐっすり静かな睡眠を目指しましょう。