人生では、自分とは分かり合えない人と出会うことはあると思います。
「自分は悪くない」「自分は正しい」それは相手も同じように思っています。そのことを教えてくれる名言を紹介いたします。
はじめに|「自分が正しい」と思う時こそ、見えなくなるもの
人間関係や夫婦、職場でのトラブル──
私たちは日常の中でも「自分のほうが正しい」と信じてしまう瞬間があります。
でも、どちらかが「絶対に正しくて、どちらかが悪い」なんて本当にあるでしょうか?
そんな私の心に深く刺さったのが、このドラえもんの名言です。
【ドラえもんの名言で平和を考える】
「戦争なんてさ、どっちも自分が正しいと思ってるんだよね。」
— ドラえもん
(映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(1986年)より)
どちらかが「悪」なんて単純じゃない。だからこそ、争わない選択が一番なんだ。
名言の背景|『のび太と鉄人兵団』は“戦争と人間”の寓話
このセリフが語られたのは、1986年に公開された映画『のび太と鉄人兵団』。
この作品は、のび太が偶然見つけた「巨大ロボット」をきっかけに、地球を侵略しようとするロボット国家との戦争に巻き込まれるストーリーです。
物語の中で明かされるのは、「敵」もまた“自分たちの正義”に基づいて行動していたということ。
ポイント:
- 地球を狙った理由は「ロボットの自由のため」
- 争いの根源は「価値観の違い」
- どちらも「自分が正しい」と思って行動している
この作品は、子ども向けアニメでありながら、“戦争とは何か”“正義とは何か”という本質的な問いを私たちに投げかけてきます。
💬 この名言の真意|「正義」には立場がある
「戦争なんてさ、どっちも自分が正しいと思ってるんだよね。」
この言葉は、戦争だけに限らず、人間関係の対立全般にも当てはまります。
- 夫婦のケンカ
- 親子のすれ違い
- 職場の意見対立
- ネットでの炎上やSNS論争
…どれも「自分は間違ってない」と思ってぶつかっていることが多いですよね。
真意:
- 人はそれぞれ、背景・価値観・経験が違う
- その中で「正しさ」はひとつではない
- お互いに“違うもの”として認め合うことが平和の一歩
私自身の気づき|争わないという勇気
私自身、家庭や仕事、人付き合いで「なんでわかってくれないんだろう」と悩むことが多々あります。
でも、相手からすれば、私の方が「分かってない人」に見えているのかもしれません。
そんなとき、私はこのように考えるようになりました
✅ 無理に相手を変えようとしない
✅ 意見が違っても、人格を否定しない
✅ お互いを尊重し、必要なら“離れる”ことも勇気
“争わない”というのは、妥協ではなく「自分と相手を大切にする方法」なんだと思います。
距離を置くこと=平和の一手
ときには、近づきすぎないことが平和を守る手段になることもあります。
- 「歩み寄れない価値観」があることを認める
- 共存はしても、混ざらないという選択肢
- 「去る自由」も「残る自由」も尊重する
これは、“現代を生き抜く知恵”であり、“やさしさ”の一つの形ではないでしょうか。
まとめ|「争わない」という選択肢を持とう
「戦争なんてさ、どっちも自分が正しいと思ってるんだよね。」
争いの根本は、「自分が正しい」と信じる気持ちです。
それは悪ではありません。でも、それだけでは人は分かり合えない。
だからこそ、
✅ 否定ではなく「リスペクト」
✅ 支配ではなく「理解」
✅ 対立ではなく「距離と共存」
そんな姿勢で、私もこれからの人間関係と向き合っていきたいと思います。
それではこの辺で、ほいたらねっ👋
そんな姿勢で、私もこれからの人間関係と向き合っていきたいと思います。
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