はじめに
アウトドア愛好者から都会のファッション好きまで、多くの人々を魅了するブランド「パタゴニア」。環境保護活動にも積極的なこのブランドは、ただのアパレルメーカーではありません。今回は、歴史・雑学を中心に、メリット・デメリット、口コミ、人気商品TOP3まで徹底解説します。
パタゴニアとは?その歴史とブランド哲学
◆ 創業は1973年、創業者はロッククライマー
パタゴニアは、1973年にアメリカ・カリフォルニア州ベンチュラでイヴォン・シュイナードによって設立されました。元々はロッククライマーであった彼が、自分たちに必要なクライミングギアを自作し始めたのがきっかけです。
◆ 雑学:自然保護がDNAに刻まれたブランド
ブランドの前身は「シュイナード・イクイップメント」。当初は岩壁に打ち込むピトンで有名になりましたが、環境への悪影響に気づき、再利用可能なナッツに切り替えるなど、自然環境への配慮がブランド哲学の核となっています。
◆ ブランド名の由来は?
「パタゴニア」は、南米チリとアルゼンチンにまたがる「パタゴニア地方」から命名。過酷な自然環境と美しさを持つこの地に、創業者は”冒険”と”自然との共存”の精神を見出しました。
◆ 世界初!会社を“地球”に寄付した企業
2022年、創業者シュイナード氏はパタゴニアの全株式を環境保護団体と信託財団に譲渡し、今後の利益をすべて地球環境保護に使用するという衝撃的な決断を下しました。
パタゴニアのメリットとデメリット
◎ メリット
- 圧倒的な耐久性と機能性:極地にも耐えうるプロスペック
- サステナブル素材使用:リサイクル素材やオーガニックコットンが標準
- 長期的なコスパ◎:耐久性が高く、長く使えるので結果的に経済的
- 修理サービスが充実:自分で直せるパーツ販売や無料修理も実施
△ デメリット
- 価格が高め:1アイテムで数万円が普通
- 日本人にとってはサイズ感が大きめ:返品・交換の手間がある
- 人気アイテムは即完売:入手が困難なケースも
パタゴニア愛用者のリアルな口コミ
“レトロXのフリースは本当に暖かい。風を通さないから、真冬でもインナー1枚で十分でした。”
“少し高いけど10年は着れる。コスパ考えたらむしろ安い。”
“サイズ選びは要注意。普段よりワンサイズ下げた方がいいかも。”
人気商品ランキング TOP3(2025年版)
🥇 1位:クラシック・レトロX・ジャケット
- ポイント:ボアフリース×防風フィルムで寒冷地もOK
- 価格:約30,000円
- おすすめ理由:デザイン性・保温力・風除けの三拍子
🥈 2位:トレントシェル3Lジャケット
- ポイント:防水×超軽量でアウトドア〜街中までカバー
- 価格:約22,000円
- おすすめ理由:梅雨や秋口に1着持っておきたい万能シェル
🥉 3位:バギーズ・ショーツ(5インチ)
- ポイント:水陸両用。サーフィンや街歩きにも◎
- 価格:約9,000円
- おすすめ理由:通気性・速乾性抜群で夏の必需品
まとめ|“買う”ことが応援になるブランド
パタゴニアは単なるアウトドアブランドではなく、「選ぶこと自体が環境への投資」になる存在です。値段だけを見ると高いかもしれませんが、長期的に見ればコスパは優秀であり、「サステナブルな暮らし」への第一歩として非常におすすめできるブランドです。
補足:私のお気に入り「シンチラ・スナップT・プルオーバー」について
パタゴニアの中でも個人的に特に気に入っているのが「シンチラ・スナップT・プルオーバー」です。レトロなデザインと抜群の着心地は、まさに唯一無二。
◎ メリット
- 肌触りが柔らかく、軽くてとにかく快適
- 色使いや配色がレトロでおしゃれ
- 洗濯可能で乾きも早いから扱いやすい
- リサイクル素材で環境にも配慮
△ デメリット
- 防風・防水性はない(風の強い日にはアウターが必要)
- サイズ感が大きめ(1サイズ下推奨)
- カジュアルすぎてオフィスなどでは不向き
▶ 口コミ
“10年以上愛用してます。色褪せてもそれが味になる!” “街でも山でも着られる万能フリース。ほんと買ってよかった。” “寒がりな私にはインナーに向いてる。春秋は1枚で快適。”
Snap-Tは、機能性よりも「心地よさ」や「デザイン性」を重視したい方におすすめです。毎年のカラバリも楽しみで、長く付き合える1着になること間違いなしです。
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