ハードウェアの基礎

「どっちも保存でしょ?」と単純に疑問に思って調べてみた、NASとHDDの違い

仕事でパソコンを使っていると、

「NASとHDDって、どっちもデータを保存するものじゃないの?」
「名前が違うだけで、やっていることは同じ?」

そんな素朴な疑問を持ちました。

ITに詳しいわけでもなく、
トラブルが起きたわけでもありません。
ただ単純に「違いをちゃんと説明できないな」と思った、それがきっかけです。

そこで自分なりに調べてみたところ、
NASとHDDは似ているようで、役割の考え方が違うことが分かりました。

この記事では、その整理を
初心者目線で分かりやすくまとめています。


結論|違いは「保存」ではなく「使われ方」

まず、調べて一番しっくりきた結論です。

👉 HDDは「データを保存するハード(記憶装置)」
👉 NASは「そのHDDをネットワーク経由で使えるようにする専用機」

どちらもデータは保存しますが、
どうやって使われるか、どこからアクセスするかが大きく違います。


HDDとは?|データを保存するためのハード

HDD(ハードディスク)は、
データを保存する役割そのものを持つ記憶装置です。

HDDの基本的な特徴

  • データを保存するハードウェア
  • パソコンに直接つないで使うことが多い
  • 外付けHDDもこの仲間

一般的な使い方としては、
「1台のPCに直結して使う」というイメージが強いと思います。

※ なお、
OSの共有機能を使えばHDD内のフォルダを他の人と共有することも可能です。
ただしその場合、共有を制御しているのはPC側であり、
HDD自体がネットワーク機能を持っているわけではありません。


NASとは?|HDDをネットワークで使うための専用機

NAS(ナス)は、
HDD(またはSSD)を中に入れて、ネットワーク経由で使えるようにした機械です。

NASの基本的な特徴

  • LAN(ネットワーク)につないで使う
  • 複数のPC・スマホから同時にアクセス可能
  • ファイル共有やバックアップを前提に設計されている

仕組みとしては、
ストレージ専用の小さなサーバーと考えると分かりやすいです。

なおNASには、

  • ユーザーがHDDを入れて使うタイプ
  • 最初からHDDが内蔵されている完成品タイプ

の両方があり、
実用上はどちらも「NAS」として扱われています。


「小さなサーバー」という表現がしっくりきた理由

調べていて納得したのは、
NASは単なる箱ではなく、

  • データを保存する
  • ネットワーク越しに提供する
  • 複数端末からの同時アクセスを管理する

という役割を持っている点です。

そのため、
中にHDDが入っている点は同じでも、考え方はHDDとまったく違う
と感じました。


たとえ話で整理すると

自分なりに理解を整理すると、
このたとえが一番しっくりきました。

  • HDD:自分の机の引き出し
  • NAS:みんなが使える共有キャビネット

どちらも「収納」ですが、
使う人と使い方が違う、というイメージです。


「HDD=個人用」「NAS=仕事用」ではない

調べてみて、
ここは注意したほうがいいと感じた点もあります。

  • HDDでも設定次第で他人と共有できる
  • NASは会社だけでなく、家庭(家族写真の共有など)でもよく使われている

なので、
「HDDは個人用」「NASは仕事用」と完全に分けるのは正確ではありません。

より中立的に言うなら、

👉 HDD:データを保存するためのハード
👉 NAS:そのデータをネットワーク経由で共有・提供するための専用機

この整理が、一番バランスが良いと感じました。


調べてみて分かったこと(まとめ)

最初は、
「どっちも保存するなら同じでは?」
という単純な疑問でした。

でも調べてみると、

  • HDDは保存そのものを担う装置
  • NASはその保存データをネットワークで使う仕組み

という違いがはっきりしました。

技術的には細かい例外もありますが、
初心者が全体像をつかむなら、

👉 HDD=保存するもの
👉 NAS=その保存データをネットワークで使う仕組み

まずはここを理解しておけば十分だと思います。