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新婚旅行6日目はヴェルサイユ宮殿へ
新婚旅行6日目はヴェルサイユ宮殿へ向かいました。パリからヴェルサイユ宮殿までは電車(RER C線)で約40分で約4.45ユーロ(片道)で行く事ができます。しかし、私たちはパリの公共交通機関(メトロ、バス、トラム、RERゾーン1など)で使えるチャージ式の交通カードナビゴ・イージー(Navigo Easy)で向かってしまいました。電車には乗れてしまう為間違いに気づきませんでしたが、ヴェルサイユの改札口で警察にチケットを見せると、『このチケットはパリでしか使えないよ!』と言うことで罰金を50ユーロ(日本円で約8,098円)取られてしまいました。ここに警察がいたことすらも運が悪かったとも言えます。。笑 ヴェルサイユ宮殿のお土産エリアでは罰金でアレもこれも買えたなーと言う目で見てしまいましいた。笑
今となってはいい思い出です。
ヴェルサイユ宮殿とは
ヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)は、フランスの首都パリの西約20kmに位置する壮大な宮殿で、フランス絶対王政の象徴として知られています。17世紀にルイ14世(太陽王)によって建設され、その後も歴代のフランス王が使用しました。
現在ではユネスコ世界遺産に登録されており、豪華な建築、美しい庭園、歴史的な意義からフランスで最も有名な観光スポットの一つとなっています。
ヴェルサイユ宮殿&庭園チケットは19.5ユーロ(庭園のみなら無料の日もあり)
1日パス(宮殿+トリアノン+王妃の村):28.5ユーロ
18歳未満、EU圏の学生は無料です
ヴェルサイユ宮殿の歴史
- 1623年:ルイ13世が狩猟用の小さな館を建設
- 1661年:ルイ14世が宮殿の大規模な拡張を開始
- 1682年:ルイ14世が宮廷をヴェルサイユに移し、フランスの政治の中心となる
- 1789年:フランス革命が勃発し、ルイ16世とマリー・アントワネットが宮殿を離れる
- 1837年:ルイ・フィリップ王の命で宮殿が「フランス歴史博物館」として公開
ヴェルサイユ宮殿の見どころ
1. 鏡の間(Galerie des Glaces)
- 宮殿内で最も有名な部屋で、全長73mに及ぶ豪華な回廊
- 片側に17枚の巨大な鏡、反対側に大きな窓が並ぶ
- 「ヴェルサイユ条約(1919年)」が調印された歴史的な場所
2. 王の寝室(Chambre du Roi)
- ルイ14世が寝起きしていた部屋
- 絶対王政時代の「王の一日」の儀式が行われた場所
3. 王妃の寝室(Chambre de la Reine)
- マリー・アントワネットをはじめ、多くの王妃が使用した部屋
- フランス革命時、王妃が民衆から逃げた秘密の扉がある
4. 庭園(Les Jardins de Versailles)
- 約800ヘクタールもの広大なフランス式庭園
- 噴水、彫像、整然とした花壇が美しい
- 春〜秋にかけて「噴水ショー」が開催される
5. トリアノン宮殿とマリー・アントワネットの離宮
- 大トリアノン宮殿(Grand Trianon):ルイ14世の避暑地
- 小トリアノン宮殿(Petit Trianon):マリー・アントワネットのプライベートな空間
- 「王妃の村(Hameau de la Reine)」:農村風の別荘で、マリー・アントワネットが田舎暮らしを楽しんだ場所
6.戦争の間
戦争の間には知る人ぞ知る、日本の兜が展示されています。
17世紀、フランスはアジア諸国との交流を深めようとしていました。1686年、シャム(現在のタイ王国)の使節がフランスを訪問し、ルイ14世に豪華な贈り物をしました。その際に、日本の兜や鎧がフランスに渡ったとされています。ルイ14世は日本の武具を「異国の珍品」として宮殿に飾りました。
